遅すぎた告白

先日、以前勤めていた職場の後輩の結婚披露宴に

ご招待いただき、参列してきました。

披露宴はありきたりな演出とはちがい、

新郎新婦ふたりのアイディアがめいいっぱい

詰め込まれた、とてもおしゃれで感動的なもので、

改めて結婚っていいなぁと、長年ひとりで

過ごしてきたわたしの枯れそうな心に

希望の光が戻ってくるような感覚を覚えました。

そして二次会では新郎新婦の到着を待っている

間には、約7年ぶりに顔を合わせる元同僚や後輩達と

昔話に花が咲き、もりあがってきたところで

誰かが私の肩をとんとんと叩いてきました。

思わず思い振り返ってみると、

密かに私が思いを寄せていた元職場の同僚でした。

私が職場を辞めたあと、彼は県外へ異動となったと

聞いており、今日は会えるとは思っていなかったので、

まさかの再会にとても驚き、また懐かしさと同時に

あの頃を思い出して、少しだけ胸が高鳴りました。

取引先のお客様もご招待されていたので、

遅れてきた彼はお客様のテーブルにご挨拶周りを

してくるとのことで、二次会会場ではゆっくり

話すことができませんでしたが、三次会で話し

したいから絶対来いよ!と言われ、後で会う約束を

しました。

三次会会場ではさすがに参列者も少なくなって

おり、彼は約束通り私の隣に座ってきました。